Progateが終わったらやるべきことは「目標を決める」です【文系大学生の経験談】

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Progateはプログラミング初学者に向いており、当の筆者もProgateからプログラミング学習を始めました。

しかし、Progateをやっているだけでは今後の成長を見込めません。そのような中で、

Progateが一通り終わったら何をすればいいの?

という疑問も湧いてくると思います。そこで本記事では、Progateから学習を始め、現在は都内のWeb系のメガベンチャーでエンジニアをしている僕が

  • Progateが終わったらやるべきこと
  • Progateが終わったらプログラミングスクールに入るのはアリ?
  • Progateが終わった時点のスキル感

について体験談を踏まえながら解説していきます。

最後まで読めばProgateの次のステップが明確になっているはずです。ぜひご覧になってください!

この記事の信頼性
  • 23卒の文系大学生
  • プログラミングを始めたのは大学生から
  • 1浪1留にも関わらず大手Web系企業にエンジニア職として新卒で複数内定
  • ↓TwitterのDMで新卒のエンジニア就活のアドバイスもしてます
目次

【結論】Progateが終わったら目標・目的を決めよう。

まずは結論からですが、Progateが終わったらまずやることは、「Progateが終わったらなぜプログラミングを勉強したいのかということを改めて明確にすること。」です。

なぜなら、目標や目的によって学ぶべきことやその方法、言語も変わってくるからです。また、目標や目的を明確にしていないとモチベーションも保つことができません。

プログラミングを学ぶ目標・目的の例
  • Webアプリケーションを作りたい
  • Web制作で案件を受けたい
  • 会社の業務や学校の課題をPythonなどで効率化したい
  • エンジニアとして転職したい
  • 学生でエンジニア就活をしたい
  • 学生でエンジニアの長期インターンへ参加したい
  • そのまま趣味でプログラミングをしたい

上記のような目標や目的があると思います。

上記を達成するにはProgateだけでは知識や経験が足りません。

Progateはあくまでプログラミングの文法の基本の基本を触るところまでです。実際にアプリケーションを作成したり、実務で活躍するためにはもっと広範囲の知識が必要となってきます。

そこで、この先では目標・目的を決めた上で、具体的にどのような行動をとっていけばいいかを解説していきます。

Progateが終わったら取り組むべきこと

それではここからは具体的にProgateが終わったら何をしていくべきなのかを解説していきます。

  • コンピューターサイエンスを学ぶ
  • 開発環境の構築について学ぶ
  • Udemyや書籍で体系的に学習
  • オリジナルのアプリケーションを作成する
  • 何かしらのアウトプットを行う
  • 競技プログラミングに参加する
  • デザインについて学ぶ

ひとつひとつ詳細に見ていきましょう。

コンピューターサイエンスを学ぶ

Progateが終わったらやるべきことの1つ目は「コンピューターサイエンスを学ぶ」ことです。

Progateではプログラミング言語の文法について、つまりツールを学びました。

そのツールをどのように活用するかはその背後にある理論と原理を理解することで初めて可能になります。

これを理解するための鍵がコンピューターサイエンスなのです。

コンピューターサイエンスを学ぶと、プログラムがどのようにコンピュータ内で動作するか、データ構造やアルゴリズムがどのように効率的なプログラムを作り出すか、オペレーティングシステムやネットワークがどのように機能するかなど、

プログラミングの「なぜ」を理解することができます。

このような知識は、エンジニアとしての将来的な成長にとって不可欠です。

僕が文系出身だったからかもしれませんが、エンジニアの就活でコンピューターサイエンスの基礎的な部分がよく問われました

僕は以下のような教材で学びました。

開発環境の構築について学ぶ

Progateが終わったらやるべきことの2つ目は「開発環境の構築について学ぶ」ことです。

Progateでは、プログラミングをするのに環境を作る必要はありませんでした。しかし、実際に自分のPCでプログラムを書こうとすると、開発環境を作成する必要があるのです。

初学者がまずつまづくのが開発環境の構築だと言われます。そこで、独学の場合はドットインストールの「【旧版】ローカル開発環境の構築 [MacOS X版]」、「【旧版】ローカル開発環境の構築 [Windows版]」といった動画で学ぶと理解できると思います。

また、ドットインストールの動画では学習の際に環境構築を作るところから解説してくれるので、非常におすすめの教材となっています。

僕は最初、「開発環境をする意味がまず分からない」みたいな状態でしたが、徐々に理解できるようになってくるので安心してください!

Udemyや書籍で体系的に学ぶ

Progateが終わったらやるべきことの3つ目は「Udemyや書籍で体系的に学ぶ」ことです。

Progateではプログラミング文法を学び、サイトやアプリを作る過程を経験したかと思います。

しかし、プログラミングを学ぶ道は一直線ではなく、様々なスキルと知識が交錯する多角的なものです。

Udemyや書籍では、特定のトピックやテクノロジーを広範囲にわたって深く掘り下げ、概念から実践までを段階的に学べるように設計されています。

Udemyや書籍で体系的に学ぶことで、更に深く、幅広い視野を持つエンジニアへと成長することができます。

おすすめのUdemy講座やおすすめの本は以下の記事で紹介しています。

オリジナルのアプリケーションを作成する

Progateが終わったらやるべきことの4つ目は「オリジナルのアプリケーションを作成する」ことです。

なぜなら、自分自身のアプリケーションを作ることは、学んだ知識を具体的な形で活用し、新たな問題解決の能力を養う絶好の機会だからです。

オリジナルアプリケーションを作る過程では、プログラミングの様々な側面、例えば設計、実装、テスト、デバッグ、そして改善といったソフトウェア開発のライフサイクル全体を体験することができます。

さらに、オリジナルで作成したアプリケーションは、スキルと成果を具体的に示すポートフォリオとして機能します。これは、エンジニアの就職、転職やフリーランスの仕事を探す際に非常に役立ちます。

技術記事としてアウトプットを行う

Progateが終わったらやるべきことの5つ目は「何かしらのアウトプットを行う」ことです。

QiitaやZennといったサービスや自分で構築したWordPressサイトへ技術記事を投稿すると、あなたの学習過程を他の人と共有し、自分の理解を試す絶好の機会になります。

学んだことをアウトプットとして残しておくことで長期の記憶として定着します。

さらに、技術記事のアウトプットはエンジニア面接や就職の際に採用の方に評価されることもあります。

僕も実際、Qiitaへの投稿を評価をされてエンジニアのインターンに誘われたことがあります。

競技プログラミングに参加する

Progateが終わったらやるべきことの6つ目は「競技プログラミングに参加する」ことです。

これは将来エンジニアになる方にも、趣味でプログラミングを続けたい方にとってもおすすめできるものです。

競技プログラミングとは、プログラマーが特定の問題を解決するための最も効率的で効果的なプログラムを設計し、作成することを競うコンテストです。(Atcoderなどが有名。)

競技プログラミングに参加することで、あらゆる種類の複雑な問題に直面し、それらを解決するための最適なアルゴリズムを考え出す必要があります。これにより、新しいパターンを認識し、複雑な問題を分解して解決する能力を養うことができます。

また、エンジニア就活ではコーディング試験や技術面接が課されることもあるのでどこかのタイミングでやっておくべきです。

さらに、AtcoderやPaizaで高ランクへ行くとエンジニアとしての就職は余裕になる可能性があります。(学生であれば高待遇での特別オファーなんかもあります。)

数学や論理クイズが好きな方なんかはハマってしまうと思います。

デザインを勉強する

Progateが終わったらやるべきことの7つ目は「デザインを勉強する」ことです。

なぜなら、デザインの理解はエンジニアとしてのスキルセットを大いに豊かにし、特にWeb制作の案件においては不可欠な要素となるからです。

Web制作の案件を受ける場合、デザインが用意されていることもありますが、デザインを自分で用意しなければいけない場面もあります。

その際にクライアントに満足してもらえるために、また仕事を頼んでくれるためにはデザインのスキルが必要となるのです。

デザインの勉強は以下の書籍から学びました。

[補足]Progateが終わったらプログラミングスクールに行くのはどう?

Progate終わったらやるべきことが明確になりました!
しかし、プログラミングスクールに通うという選択肢はないのですか?

結論から言うと、「お金と時間に余裕があるなら行くべき」です。

「最速で効率よくメンターを付けて学びたい」という方には多少お金はかかりますがプログラミングスクールがおすすめです。

プログラミングスクールに通うメリット
  • メンターがついてくれる
  • 同じようにプログラミングを学ぶ仲間ができる
  • 就職支援を行っている場合がある
  • 無料のスクールもある。
  • 相談だけなら基本無料なので学習相談に行くのもあり。

以下に個人的におすすめのプログラミングスクールを状況別に紹介します。

【学生】まだ大学1年生や2年生、3年生の前期など時間に余裕がある人

大学生に圧倒的におすすめなプログラミングスクールがGeekSalon(ギークサロン)です。

僕が当時GeekSalon(ギークサロン)を知っていたら入っていたであろうなと感じるスクールです。

GeekSalon(ギークサロン)の良い点
  • 3ヶ月で未経験からオリジナルのアプリケーション(ポートフォリオ)が作れるようになるところまで専属のメンターが付いてサポートしてくれる。
  • プログラミングスクールとしてはかなり安い。
  • アプリ作成後に就活や長期インターンへ移行できるイベントもあり。

とりあえず無料の説明会に行って判断するというお手軽さもいいですね。

【社会人or主婦(主夫)】Web制作などで副業案件をこなしたい人

社会人や主婦の方で副業やフリーランスとして在宅で「稼ぐ」ことに注力したい方は【WithCode(ウィズコード)】がおすすめです。

WithCode(ウィズコード)の良い点
  • Web制作会社が運営しているため実案件サポートがある
  • 低価格ですぐに案件に入れるため受講料をすぐに回収できる
  • 無期限のコミュニティがあるので半永久的な学習環境

独学でやりたい方

独学でやりたい方は、以下の手順で独学していくのが良いかと思います。

プログラミング学習の独学手順
  1. Progateで基礎学習
  2. コンピューターサイエンスを学ぶ
  3. 公式チュートリアル
  4. Udemyや書籍
  5. 動くものを作る→ポートフォリオ
  6. 時間がある人は、長期インターンなどの実務経験を踏む

詳細は以下の記事で解説しています。

[補足]Progateが終わったらどのくらいのスキル感になってるの?

Progateが終わった段階では「プログラミングの基本的な文法とコーディングの基礎を理解している」というスキル感だと思います。

ひとまずプログラミングがどういうものか、どのような挙動をするのかが理解できており、他の人が書いたコードも簡単なものであればある程度読めるかと思います。

Progateを一通り終えられた方はプログラミングの世界で最も重要な資質である好奇心や学習意欲を証明していることになります。

しかし、エンジニアやプログラマーとして働くためには、Progateで学んだ知識をさらに発展させる必要があります。

なぜなら、現場では単に言語の文法を理解しているだけではなく、それを使って具体的な問題を解決する能力が求められるからです。

また、複数の人間が関与する大規模なプロジェクトでは、チームでの協働、バージョン管理、テスト駆動開発など、基本的なコーディングスキルを超えた技術や知識も必要とされます。

Progateが一通り終わったらぜひとも本記事で紹介したような項目を学んでみましょう!!

「Progateが終わったら」に関連するQ&A

Progateってどのくらいやればいいの?

Progateは一つの講座につき多くても2周までで十分です。僕は最初趣味感覚でやってしまっており、色々な言語に手を出してレベル239までやってしまっていた。

正直ここまでやる必要はないので気をつけましょう笑

Progateは有料だといくら?

Progateは「税込み1078円/月」です。これだけで全ての講座が開放されます。

あれだけのサービスを受けられてこの値段は破格だと思います。

Progateは意味ない?

Progateは意味ないと言われてしまうこともあるそうですが、そんな事はありません。

Progateだけで全てを得ることはできませんが、プログラミングを好きになったり興味を持ったり、各言語の雰囲気を掴んだりとプログラミング学習の第一歩として一番おすすめできるサービスだと考えています。

僕自身もProgateからプログラミングの学習を始めていますので、その際の体験記事もぜひご覧になってみてください。

まとめ: Progateが終わったらやるべきこと

Progateでの学習が一通り終わった方は、プログラミングの基本を掴んでおり、エンジニア/プログラマーへの道の素晴らしいスタートを切ったと言えます。

しかし、プログラミングの旅はここからが本番です。まずは自分が将来どうなっていたいかを具体化し、目標・目的を立てましょう。

その上で、

  • コンピューターサイエンスを学ぶ
  • 開発環境の構築について学ぶ
  • Udemyや書籍で体系的に学習
  • オリジナルのアプリケーションを作成する
  • 何かしらのアウトプットを行う
  • 競技プログラミングに参加する
  • デザインについて学ぶ
  • プログラミングスクールへの参加

などなど多様な経験があなたを次のレベルへと導きます!

自分自身を信じて、次のステップへと進んでください。可能性は無限大です!

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