長期インターンで後悔。。【行く後悔、行かない後悔】

Pocket

就活で有利になるため、またスキルをつけるために長期インターンをしたいと思う学生は非常に多くなっています。

しかし、

「長期インターンをして後悔することはないのかな?」
「逆に長期インターン怖いんだけど、行かないと後悔するの?」

という疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では大学生活5年間のうち4年半ほどを長期インターンに費やしている僕が、長期インターンを始めるか迷っている方に向けて

  • 長期インターンで後悔したこと
  • 逆に、長期インターンをしないと後悔する理由

について経験談をもとに解説していきます。

目次

長期インターンの後悔ポイント

後悔ポイント: 長期インターンで忙しくなってしまった

長期インターンを成長のためにやろうとするとある程度の時間と期間が必要です。僕は就活で評価される、またはスキルを得るためには最低でも6ヶ月ほどは必要だと考えています。

上記のようなスキルはどのように目標を設定するか、その目標をどのように達成するか、目標達成のためにどのように行動をするか、そしてその結果を振り返るという一連の流れを何度も繰り返すことで身につくものです。長期インターンは中途半端に密度薄くやっても意味がないのです。

そのため、長期インターンを始めて忙しくなってしまって友達と遊んだり他のアルバイトをしたりサークルを充実させたりということができずに後悔することがあります。

大学生活を有意義に後悔しないためにも自分のやりたいことを取捨選択するようにしましょう。

稀に短時間睡眠の方でサークル、遊び、研究、インターンなど全てを高次元にこなす人もいます。

後悔ポイント: 長期インターンに参加するだけで就活が有利になると勘違いしていた

先程の後悔に続きよくある後悔の1つです。長期インターンに参加するだけで履歴書に経験したことを書けば就活が有利になると勘違いしてしまい、就活で痛い目をみるパターンです。

先程も述べたように長期インターンで得られるスキルはしっかりと試行錯誤して思考し続けなければ身につかないです。そのため、せっかく長い時間と期間をかけて長期インターンに行っていたのにも関わらず何も考えずに行っていたためにスキルが身につかず後悔することがよくあります。

後悔ポイント: もっと主体的に働くべきだった

長期インターンでスキルを付けて成長していくためには受動的に与えられた課題をこなしているだけでは全く意味がなく、後悔するインターンになってしまいます。

もちろん入社した直後は課題をこなしていくことで精一杯になってもしょうがないと思います。しかし、徐々に慣れてきたら積極的に先輩と話してみたり、自分が課題を作る側になってみたり、主体的に色々なことに挑戦する姿勢を見せたりすることが大事です。

そうすることで、より難易度の高く責任感のある仕事をすることができ、自身の成長につながるだけでなくそれ自体を楽しむことができます。

後悔ポイント: 目標・目的を明確にして長期インターンに行くべきだった

先程の後悔ポイントと近いのですが、長期インターンは何も考えずにただ与えられた課題をこなしていても意味がありません。

なぜ自分が長期インターンをしたいのか、長期インターンを終えたあとにどうなっていたいのかを明確にすることで日々の仕事への関わり方も改善されていきます。

せっかく長期インターンをしても辞めるときに本当にこれで良かったのか?という不安感だけが残ってしまい後悔してしまいます。

後悔ポイント: 企業選びを慎重に行えばよかった

これも先程までの後悔ポイントと繋がってきます。

目標や目的を明確にしていないととりあえず長期インターン始めればいいかと募集要項や自分が入社後やる仕事も詳しく聞かずに企業を選んでしまい、思っていたのと違うと後悔してしまいます。

まずは大前提目標、目的を明確にした上で、入社後に自分がどのような仕事を具体的にするのか、給与はどのくらいなのか、週の働くスケジュールはどのくらいなのかをしっかりと確認しましょう。

このとき、出来れば既に面接先の企業で長期インターン生として働いている人とコンタクトを取り詳しく聞きましょう。

後悔ポイント: 違和感を覚えたらすぐ辞めるべきだった

どれだけ慎重に企業を選んでも肌に合わない企業に入社してしまうことはどうしてもあります。

そんなときは思い切ってすぐに辞めるというのも1つの手です。辞めるかの判断のポイントは「自分が変われば解決する問題なのか」という点です。詳しくは以下の記事でも話しています。

大学生活は想像以上に短く貴重です。そんな大事な大学生活を悩みながら過ごすのは勿体ないし後悔の原因になります。

後悔ポイント: 友達や仲間をもっと作れば良かった

最後の後悔ポイントは少し角度の違う後悔です。

長期インターンで出会う社員の先輩の方や同じインターン生の仲間とは積極的に仲良くなりましょう。

これは感情的な面と実利的な面の両面からおすすめします。

まず感情的な面ですが、これは分かりやすいと思います。単純に毎日楽しく仕事をすることができます。先輩や同期に気軽に相談できたりすることもメリットになります。

実利的な面では、優秀な社会人や学生と繋がれるという点があります。社会人の方と繋がりを持っていると様々な面でアドバイスを貰うことができます。就活のことやキャリアのことを話すだけで非常に勉強になります。

また、長期インターンに来るような学生は意識が高く優秀な学生が多い傾向にあります。そのため、後々一緒に起業したり、仕事をもらえたりすることもよくあります。

後悔ポイント: 退職の挨拶は絶対に行う

この後悔ポイントは先程の「友達や仲間をもっと作れば良かった」に通ずるところがあるのですが、最後の挨拶によってその後の関係性が非常に変わります。

ここで適当に失礼なメールのみで辞めたり、最悪の場合バックレたりすると今まで築いてきた関係性が全て台無しになるので後々後悔してしまいます。

辞めたあとも関係性を維持するためにもまた失礼にならないためにも退職の意向は早めに伝え、しっかりと感謝を述べるようにしましょう。

長期インターンをしないと後悔する理由【怖い?】

ここまでは長期インターンをすることによる後悔を解説していきました。ここからはむしろ長期インターンをしないと後悔するよ!という前向きな後悔と長期インターンのメリットについて解説していきます。

もっと早く始めておけば良かったという後悔

僕の周りの長期インターンを継続している人の多くは、長期インターンをもっと早く始めておけばよかったという後悔をしています笑

先程も述べたように、長期インターンで得られる経験やスキルはある程度の期間を必要とします。逆に言えば、長くやればやるほど指数関数的にスキルが付いていくのです。

長期間働くことで信頼を得て様々な種類の課題をこなすことができたり、重要なポジションにつくことができたり、同様の課題でも別の解決方法を試してみたり、という経験が積めるのです。

正直長期インターンというと怖い、きついというイメージがあったため、始めるのを少し躊躇したことで、これが結局後悔に繋がってしまいました。

長期インターンをするメリット

長期インターンを早く始めておけばよかったという後悔の理由を軽く述べましたが、

そもそも長期インターンってどんなメリットがあるの?

と思う方もいるかと思います。

長期インターンをすることによるメリットは簡単に上げるだけでも7個あります。

  1. 圧倒的に成長できる
  2. 就活は無双する
  3. 優秀な学生と繋がれる
  4. 自己分析が進む
  5. 業界や企業、ビジネス構造への理解が深まる
  6. 基本的なビジネススキルが身につく
  7. 時給や給与が高い(企業による)

もちろん、この記事でずっと述べてきていますが、ただやるだけでは意味がありません。

この辺の詳細は以下の記事にまとめてあるのでぜひこちらも合わせて読んでみてください。

「長期インターンで後悔」に関連するQ&A

長期インターンってそもそも何?アルバイトとの違いは?

長期インターンとは、学生が在学中に企業や組織に一定期間実際のビジネス現場で仕事経験を積むことができるものです。

同じ社員の方とほとんど同じ業務をすることになるため、仕事の責任感や得られるスキルも全く違います。

その他にも、長期インターンとアルバイトの大きな違いを個人的にまとめると、

  • アルバイトは与えられた定型的な仕事を給与のために行う。
  • 逆にインターンは抽象的な課題を定型に落とし込む。
  • アルバイトは時間に対して期待がある。
  • インターンは成果に対して期待がある。

というような感じです。

短期インターンとの違いは?

短期インターンは基本的に企業側がリクルート活動として行う場合がほとんどです。

学生が参加するメリットとしては、その企業に対するアピールや業務内容を詳しく知る、またはその企業や事業の業界を知るという点になります。

あくまで長期インターンは経験やスキルをつけるために行います。

長期インターンって何ヶ月からのことを言うの?

長期インターン自体は1ヶ月以上のことを言うこともありますが、個人的には最低でも6ヶ月以上はやるべきだと思っています。

長期インターンで得るべき経験というものは、「目標を設定し、それに対してどのようにアプローチをして、実際にその目標が達成できたのかを確認する、そしてその結果を振り返る」という一連の流れなのです。

それを経験するためには少なくとも6ヶ月程度は必要だと思います。

企業側の募集要項などを見ても、3ヶ月以上などとなっていることが多いです。

長期インターンはいつから行くべき?3年だと遅い?

先程も少し述べましたが、長期インターンに行く時期は早ければ早いほど得られるメリットが多いです。

しかし、長期インターンを3年秋くらいから言ったとしても遅いと言うようなことはありません。

長期インターンは意味ない?

長期インターンはメリットが非常に多いですが、目的や目標を間違えると意味のない長期インターンになることがあります。

  • 目的や目標が明確になっていない
  • 成長したいわけではない
  • 就活だけが目的
  • とにかくお金が欲しい
  • 長期インターンに時間を割けない
  • 企業がブラックすぎる

意味のない長期インターンにならないようにするには以下の記事を参考にしてみてください。

長期インターンってキツイの?

長期インターンはキツイです。普通のアルバイトに比べて体力的にキツイというよりは、責任感や仕事の負担による精神的なキツさがあります。

しかしそれ以上に得られるメリットが大きいのです。

長期インターンの倍率は?受からない?

長期インターンの面接は思った以上に落ちます。僕は長期インターンに何十社と応募して何十社と落ちてきました。面接には全然受からないということもザラにあります。

結果的に就活の面接もかなり慣れた状態で行うことが出来るので落ちても前向きに捉えていきましょう。

まとめ: 後悔しない長期インターンをしよう

長期インターンはただ何も考えずにやってしまうと大きな後悔のもとになります。

この記事で解説したことを意識して後悔しない長期インターン、引いては大学生活にしましょう。

Pocket

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次