【怪しい?】長期インターンの闇を実体験を元に解説する

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長期インターンが良いって聞いたけど怖いしなんか怪しい。。
怪しい長期インターンがあるって聞いたんだけど。。
長期インターンは意味ないって言われた。。

実際、長期インターンに参加している大学生は全体の3%だと言われおり、「長期インターンが怪しい」と感じ踏み出せていない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、大学1年時から卒業までほぼすべての期間を長期インターンをしてきた僕が、

本記事のポイント
  • 長期インターンは怪しいのか?
  • 怪しい長期インターンはどのようなものか
  • 怪しい長期インターンを避ける方法
  • 実際に僕が体験した長期インターンの闇

について解説していきます。

目次

長期インターンは怪しいのか?

結論、長期インターン自体は怪しくありません。しかし、中には怪しい長期インターンも存在します。

長期インターン自体には、

  • 圧倒的に成長できる
  • 就活は無双する
  • 優秀な学生と繋がれる
  • 自己分析が進む
  • 業界や企業、ビジネス構造への理解が深まる
  • 基本的なビジネススキルが身につく
  • 時給や給与が高い(企業による)

というようなメリットがありますが、これらのメリットは次の章で紹介する怪しい長期インターンでは得られることは出来ません。

次の章でどのようなインターンが怪しいのか解説していきます。

【絶対避けろ】怪しい長期インターン

長期インターン自体は怪しくないということを先程述べましたが、実際に長期インターンの求人サイトを見てもどのような長期インターンが怪しいのか分からないと思います。

そこで、この章では絶対に避けるべき怪しい長期インターンについて解説してきます。

無給もしくは最低賃金に満たない給与のインターン

まずは働いているのに無給もしくは法律で定められている最低賃金以下で労働させようとしてくる長期インターンは怪しいです。怪しいと言うよりもはや犯罪です。

こんな事する企業があるわけないだろ!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、超低賃金で労働させようとしてくる企業はかなり多い印象です。

なぜそのような怪しい長期インターンをするような企業があるかというと、それでも学生が入社してくれて、続けてくれるからです。

長期インターンをやろうという学生は基本的に意識が高く、学歴も高い傾向にあります。

そのため、目標や目的のためであれば多少は我慢するという耐性があり、「この社長のもとで働けば成長ができるから今は耐えの時期だ」「就職に有利になるから今は無給で大丈夫。。」と思ってしまうのです。

しかし、このような無給や低賃金で働かせようとしている企業というのは、単にいつ辞めてもいいし反抗もしてこない便利なコマとして雇っている可能性が高く、責任の重い仕事や裁量のある有意義な仕事を渡されないのです。

ただお金が貰えないだけでなく経験も全く積めないのでこのような怪しい長期インターンは絶対に避けましょう。

ストックオプションをチラつかせる

次の怪しい長期インターンは「ストックオプションをチラつかせる」インターンです。

ストックオプションとは、自社企業の新株予約権のようなものです。

めちゃくちゃ簡単に言うと、その企業が上場したときにストックオプションを持っていると金銭的な利益(かなりの利益になることが多い)が得られるよというものです。

これを「インターン生にも渡すよ」ということでモチベーションをアップさせるような場合があります。しかし、これを知識のない学生に莫大な金額をチラつかせ超低賃金で働かせるという例を見たことがあります。

実際ストックオプションは口約束だけで貰えないということもあるので注意しましょう。

労働環境が悪い

長時間労働を強制させたり、社内にいじめがあったり、成果やノルマに対して異常に厳しい長期インターンは怪しいです。

せっかく意識を高く持って長期インターンを始めたのに精神的に病んでしまたったり、学業が疎かになってしまっては本末転倒です。

このような企業は「学生のため」と称して厳しくしてくることもあるので要注意です。

宗教感が強い(社長が異様に崇められている)

次に怪しい長期インターンは「社長が崇められており宗教感が強い」企業での長期インターンです。

基本的にスタートアップやベンチャーの小さい企業の社長は、地頭が良く、頭の回転も早い優秀な方が多く、圧倒的な推進力で仕事を進めている事が多いです。

そして、スタートアップなどの経営では超スピードで非連続な成長を見せなければならないため、社長が上記のように推進力を持つために「社長は誰よりも優れている」という一種の宗教を作り上げることが重要な場面もあります。

それが行き過ぎている企業は先程述べたように「この社長のもとであれば理不尽な給料でも働こう」、「この社長が言うのであれば犯罪スレスレなグレーな手法でも成果を上げるためならやってしまおう」という思考になってしまいます。

バランスが大事ということですね!

超高給のインターン

先ほどまで悪い環境のインターンは怪しいということを述べてきましたが、逆に超高時給の長期インターンも怪しいのです。

もちろん、学生側にスキルがあってその対価として払われる場合は良いのですが、未経験の学生にいきなり時給2000円とか月収20万円となると少し怪しくなってきます。

また、誘い文句として「毎月100万円入ってくるようになる」などと言い始めた場合は詐欺グループなのではないかということを疑いましょう。

長期インターンの場合、未経験でいきなり稼ぐことは難しいです。地道にスキルを付けて時給をあげていきましょう!

【一部】いつまで経ってもアルバイトと変わらない業務内容

アルバイトと全く変わらない業務をさせる長期インターンは怪しいです。

なぜなら、「アルバイト」という求人だと人が集まらないという理由でインターンを募集しているパターンだからです。

長期インターンとして求人を出すと意識の高い学生が沢山応募してくれます。

しかし、これにはもう一つ注意が必要で、ちゃんとした怪しくない長期インターンであっても、未経験で入社して最初にやる業務は定型的なアルバイトと変わらない業務や仕事の可能性が高いということです。最初は誰しも何もできないものです。

そのため、

  • 業務に慣れてきても永遠と同じ業務をさせられる
  • 誰でもできそうな定型的な課題ばかりやらされる
  • 意見を出しても無視される、希望が通らない

というような長期インターンは怪しいと思ってください。

【一部】携帯会社の営業インターン

こちらは一部怪しい長期インターンの可能性があるというパターンです。

携帯会社の営業インターンの中には、学生狙いのマルチ商法のようなインターンが存在します。

内容としては、営業インターンと称して友達に機種変更を呼びかけて仲介手数料を稼ぐというものです。

このようなインターンは過去に問題になり有名大から注意喚起もされています。大事な友だちとの縁も切れてしまうので怪しいと思ったら手を出さないことが重要です。

怪しい長期インターンを避ける対策

ここまで怪しい長期インターンについて解説していきましたが、ここからはそのような怪しい長期インターンに入らないようにするためにできる対策について解説していきます。

企業の基本情報を調べる

まず一番重要なことは、企業の情報をホームページで調べることです。社員数、給与形態、労働時間、会社の事業、会社の住所、資本金などなど掲載されています。

怪しい企業はボロがでないために何をしているかなど具体的なことはホームページに掲載したがりません。

資金があまりなくホームページすらない場合もあるので要注意です。

企業の評判や口コミを調べる

続いて、企業の評判や口コミを必ず確認しておきましょう。

Googleで調べるだけでなく、Twitter、Facebook、知り合いやつてを辿って徹底的に調べましょう。怪しい企業は過去に誰かと揉めたりしていることが多いのでこの時点で情報が出てくることが多いです。

しかし、スタートアップやベンチャー企業の多くは調べても評判や口コミがないことがほとんどです。

小さい企業の口コミが集まりづらいのは口コミを書いた人が特定されやすいからだと思います。

そのため、働いている社員やインターン生に聞くのが一番良いです。次の章で詳しく解説しています。

面接時に確認する(働いている社員に聞く)

最後に怪しい長期インターンを見極める機会として「直接働いているor働いていた社員やインターン生に聞く」ということが挙げられます。

働いている人に聞けるチャンスは面接時にあります。基本的には面接の最後の方に逆質問の時間が設けられるので、聞きたいことをしっかり聞いておきましょう。

僕が良く聞いていた逆質問は、

  • 御社に入社することになった場合、入社までにやっておくべきことはありますか?
  • 企業の雰囲気はどんな感じですか?
  • 入社後に具体的に自分が担当する課題はなんですか?
  • なぜインターン生を採用しているのでしょうか?
  • どういう学生が活躍しているのですか?

というようなことを聞いていました。

また、TwitterやFacebookで過去に企業に在籍していた方を見つけて積極的にDMを送るというようなことも有効です。

辞めた方は正直に良い部分・悪い部分を言ってくれる事が多いです。

【実体験】長期インターンの闇をみた話【怪しいインターンは避けろ】

この章では僕が実際に体験した怪しい長期インターンについて解説していきます!

僕は一度だけ長期インターンを入社して1ヶ月で辞めてしまったことがあります。

面接時点では全く怪しくなかったのですが、入社した瞬間ヤバい会社に入ってしまったと感じました笑

  • 最低出社が週3日×8時間にも関わらず給与は固定で月3万円。
  • 先輩インターン生は1年週7日勤務にも関わらず減給により月2万になっていた。
  • ストックオプションをチラつかせる。
  • 終業時間に謎の褒め合いタイムがある。
  • 社長への信仰がほぼ宗教。

僕が最初に述べた怪しい長期インターンの特徴をほとんどすべて取り入れたようなインターンでした。学生が沢山働いており、多くの学生が法人営業をやっていました。もちろん営業での成果は給与に反映されません。

僕は上記の企業を即効ですぐに辞めてしまいました笑

「長期インターンは怪しい?」に関連するQ&A

最後に、長期インターンを始めてみたい人が気になるQ&Aをまとめてみました。

長期インターンって何するの?アルバイトとの違いは?

長期インターンとは、学生が在学中に企業や組織に一定期間実際のビジネス現場で仕事経験を積むことができるものです。

長期インターンとアルバイトの大きな違いを個人的にまとめると、

  • アルバイトは与えられた定型的な仕事を給与のために行う。
  • 逆にインターンは抽象的な課題を定型に落とし込む。
  • アルバイトは時間に対して期待がある。
  • インターンは成果に対して期待がある。

という感じです。

長期インターンは意味ないと言われた

結論、長期インターンが意味ないというのは間違いです。

ただし、長期インターンをしても意味ない人はいます。

  • キツイことを絶対にしたくない人
  • やるだけで就活がうまくいくと思っている人
  • 受け身の姿勢で働こうとしている
  • 目的や目標が明確ではない
  • 別に成長したくない
  • お金(時給)しかこだわらない

上記のように考えている方は長期インターンをしていても意味がないでしょう。

長期インターンって何ヶ月?

長期インターンの定義自体は1ヶ月以上となっています。また、企業の募集要項には3ヶ月以上となっていることが多いです。

しかし、僕は長期インターンは最低でも6ヶ月ほど勤めることを推奨しています。

長期インターンで得るべき経験というものは、「目標を設定し、それに対してどのようにアプローチをして、実際にその目標が達成できたのかを確認する、そしてその結果を振り返る」という一連の流れなのです。

それを経験するためには少なくとも6ヶ月程度は必要だと思います。

まとめ: 怪しい長期インターンは避けよう

怪しい長期インターンは貴重な大学生活を無駄にする可能性が高いので、絶対に避けましょう。

まとめ
  • 長期インターン自体は怪しくない
  • しかし、怪しい長期インターンは存在する
  • 怪しい長期インターンを避けるために対策をするべき

最後までご覧いただきありがとうございました。

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