エンジニアの見た目の社会的なイメージって?
エンジニアって見た目に気を使えない人が多い気がする。。
エンジニアは見た目が悪いと言われるけど、どうすればよく見られるの?
エンジニアの見た目問題について、上記のような疑問を持つ方は多いと思います。
実際、文系学部から理系職種であるエンジニアになった僕はエンジニア(理系)の見た目の違いについて割と感じることはありました。
そこで、本記事ではこのエンジニアの見た目問題について、
- エンジニアの見た目へのイメージ
- エンジニアの見た目が仕事に与える影響
- エンジニアの見た目を良くするためにできること
について解説していきたいと思います。
※あくまで僕から見える世界や僕が聞いた範囲の話です(偏見アリです)。
※僕の見た目が良いとか清潔感があるとかを主張したい記事ではありません。一旦自分のことは棚に置いておきます。
- 23卒の文系大学生
- プログラミングを始めたのは大学生から
- 1浪1留にも関わらず大手Web系企業にエンジニア職として新卒で複数内定
- ↓TwitterのDMで新卒のエンジニア就活のアドバイスもしてます
【前提】本記事における「見た目」の定義
記事の本筋へ行く前に、この記事における「見た目」という言葉の定義を確認しておきたいと思います。
本記事における「見た目」とは、単に美男美女といった外見的な優劣を指すものではなく、身だしなみがきちんとしているか、清潔感があるか、だらしない体型や格好ではないか、自分がどのように見られているかを客観的に理解できているかということです。
また、コミュニケーションに問題がないか、服装が場の雰囲気や状況(TPO)を理解しているか、自信に満ちた態度を持てているか、そしてだらしない印象を与えていないかといったことも、「見た目」という言葉で包括しています。
つまり、この記事では、「見た目」を他人からどのように受け取られるか、また自己プレゼンテーションが適切であるかという観点から捉えています。
エンジニアの見た目へのステレオタイプなイメージ
まずはエンジニアの見た目への社会的なイメージを解説していきます。
「エンジニアの見た目」と聞くと、社会的にはネガティブなステレオタイプが存在します。
- 髪の毛が寝癖のまま(フケが出ている)
- 衣服が毎日同じor変な服を着ている
- 社交的ではない
- コミュニケーション能力が低くオドオドしている
- 清潔感がない
- 匂いがキツイ
- 爪を切っていない
- ヒゲやムダ毛が揃えられていない
- 身体がだらしない(太っている)
上記のようにとてもネガティブなイメージがあります。海外ドラマやTVや映画でもこの部分が強調されることがあるからかもしれません。
シリコンバレー(U-NEXTで観れる)というドラマでもエンジニアの描かれ方が面白いのでぜひ観てみることをおすすめします笑
実際、現役のエンジニアとして働く僕の感想としては、「言い過ぎ感はあるけど、あながち間違ってはない。上記の項目を満たす人はかなりいるな。。」というものです。
上記の見た目問題を大まかに分けると以下のような感じになると思います。
- 清潔感がない
- ファッション
- コミュニケーション関連
1つずつ細かく見ていきましょう。
清潔感がない
まずはエンジニアの見た目問題の1つ目、「清潔感がない」についてです。
寝癖を直さない、フケが頭髪からこぼれ落ちる、爪が伸びきっている、髭や無駄毛が整えられていない、体型がだらしない、体臭や口臭がきつい、汗を拭かないなど、これらは全て清潔感がないと評される典型的な特徴です。
理系学部は女性の比率がかなり少なく、これらの不潔感に関するフィードバックを受ける機会があまりなかったのかもしれません。
ファッション
次のエンジニアの見た目問題は「ファッション(服装)」についてです。
なぜそんな服装で出社しているんだ?というような方がたまにいます。
本当にシンプルな服装で無難に着てさえいればとりあえずはなんとも思われないのに、なぜかデカいアニメキャラクターのプリントが入ったTシャツを着たり、中学生以降アップデートされていないのではないかというようなセンスの衣服を着たりしています。
また、毎日同じ服を着ており、汗も拭かないため匂いの問題にも繋がっている人もいます。
コミュニケーション関連
次のエンジニアの見た目問題は「コミュニケーション関連」についてです。
声が小さくオドオドしていたり、異常に早口だったり、表情の作り方がうまくないと見た目に与える影響も悪くなってしまいます。
一方で、誤った認識の「コミュ力」を誇示したいのか初手からずっと距離感がおかしい状態で喋り続ける人もいます。
総じて、本当に顔が悪いというわけではなく、服装や髪型、話し方見た目の損をしている人が多いな。。という印象があります。
エンジニアの見た目が仕事に与える影響
ここまでエンジニアの見た目についてのステレオタイプやネガティブイメージについて解説してきました。
ここからは、なぜエンジニアであっても見た目を気にするべきかをエンジニアの見た目が仕事に与える影響という側面から解説していきます。
エンジニアの見た目が悪いことによる仕事への影響
- 仕事のパフォーマンスに影響
- 自己管理能力を疑われる
- 舐められる
見た目が悪いと、それが仕事のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。清潔感がないと、同僚、先輩、後輩やクライアントから見て、仕事に対する誠実さや専門性を疑われることがあります。言葉ではなく、見た目がその印象を先取りしてしまうのです。
また、ファッションや体型が乱れていると、自己管理能力が疑われることもあります。これは、身なりが自己管理能力の一部を反映していると考えられているからです。
また、単純に見た目が悪いと舐められてしまいます。舐められることにより、成果を低く見積もられたり、不利な契約を結ばされるリスクが高まります。
エンジニアの見た目が良いことによる仕事への影響
- 信頼や尊敬を得やすい
- リーダーに抜擢されやすい
- 人脈や人間関係が広がりやすい
- ブルーオーシャンである
見た目が良いと、見た目が整っていると、他人からの信頼や尊敬を勝ち取るのが容易になります。そして、それは協力的な関係性を築く上で重要な要素となります。
また、エンジニアは人間関係やプロジェクト管理のスキルも必要とされます。清潔で整った見た目は、あなたが仕事に対して真剣で、他人と協力して目標を達成する意欲があるという印象を与えるでしょう。
また、同期、先輩、後輩から好意的に見られる可能性が高まります。人は無意識に見た目が整っている人に対して好意を抱きやすいという心理的な側面があります。
そのため、良質な人脈や人間関係が広がっていきやすいです。それはエンジニアとして後のキャリア形成に非常に優位に働きます。
エンジニアはビジネス職に比べて見た目に気を使っている人が少ないです。そのため、エンジニアで見た目がいいと相対的に得をします。つまり、ブルーオーシャンなのです。
エンジニアの見た目を良くするためにできること
ここまででエンジニアの見た目問題の現状となぜエンジニアは見た目に気を使った方が良いのかについて述べてきました。
そこで本章ではエンジニアの見た目を良くするためにできることを挙げていきたいと思います。
- 清潔感を出す
- 服装(ファッション)に気を使う
- 運動をする(筋トレ含む)
- ハキハキと相手の目を見て喋る
- 自分を客観的に見る
1つずつ見ていきましょう。
清潔感を出す
まずエンジニアの見た目を良くするためにできることとして挙げられるのは「清潔感を出す」です。
清潔感を出すというのは最も簡単で最も効果の高い見た目向上の施策だと言えます。
具体的には、
- 寝癖をなおす
- 頭皮の乾燥を防ぐ(フケ対策)
- フケが落ちたらちゃんと払う
- 爪を定期的に切る
- ヒゲやムダ毛を揃える
- 体臭に気をかける
- 口臭に気をかける
- バランスのいい食事を摂る
- 睡眠時間をしっかりと取る
というようなことが重要です。
体臭は
上記のようなものを持ち歩いています。
また、自然な香りの香水もおすすめです。以下の香水は誰に聞いても評判がいいです。
また、口臭についてですが、リステリンなども効果的だとは思いますが、根本的な解決をするほうが早いので、デンタルフロスと舌ブラシをすることをおすすめします。
服装(ファッション)に気を使う
次にエンジニアの見た目を良くするためにできることとして挙げられるのは「服装(ファッション)に気を使う」です。
服装に気を使うと言っても難しいことをする必要やオシャレになる必要はなく、TPOをわきまえた清潔感のあるシンプルな服装をすればよいだけです。
プラスアルファ、大まかなトレンドを捉えておけばミスすることはなくなるはずです。
また、着る服が毎日同じにならないように複数種類用意しておきましょう。
毎日の洗濯とアイロンがけはもちろん、服の保管方法にも工夫が必要です。乱雑にしまわれた服はシワになりやすく、それだけでだらしない印象を与えます。
運動をする(筋トレ)
次にエンジニアの見た目を良くするためにできることとして挙げられるのは「運動をする(筋トレ)」です。
エンジニアは大体の人が太っているかガリガリです。太っている人は自覚があるかもしれませんが、ガリガリな人も見た目的に印象が良くないことは覚えておいた方がよいです。
適度に運動をしておき、健康的な見た目でいることが重要です。
もちろん筋トレと言ってもムキムキになる必要はなく、適度な筋肉は健康的な印象を与え、体型を整えることで清潔感が出ます。また、自己肯定感が向上し、自身のプレゼンスを強めることもできます。
小さなことから始めるとすれば、昇降型デスクを導入する、といったことが挙げられます。
また、普段から運動をして汗をかいておかないと体臭がきつくなってしまいます。
ハキハキと相手の目を見て喋る
次にエンジニアの見た目を良くするためにできることとして挙げられるのは「ハキハキと相手の目を見て喋る」です。
見た目をよく見せるためには、体型やファッションだけでなく、振る舞い方も重要です。その中でも「ハキハキと相手の目を見て喋る」は、相手に対するリスペクトと自信を示す1つの方法です。
まず、コミュニケーションを取る際には、相手の目をしっかり見ることが基本です。自分の意見をハキハキと伝えることで、自己主張が明確になり、他者からの信頼も増します。
その上で、適切な大きさとスピードで話すことも重要です。話す速度が速すぎたり、小声すぎると、自信がないように見えてしまい、清潔感が損なわれてしまいます。
話すのが苦手な人は事前に話すことをメモしておくと頭が整理されます。
自分を客観的に見る
次にエンジニアの見た目を良くするためにできることとして挙げられるのは「自分を客観的に見る」です。
人は自己のイメージがどう見えているのかを知ることは、自己改善の出発点です。
一つには、自分がどう見られているかのフィードバックを得るために信頼できる人を作り出すことです。
また、自分が最高の状態である(盛れている)瞬間を知ることも重要です。これはプロフィール画像や自己紹介など、自分自身を表現する機会に活用できます。
エンジニアの方は、顔が整っている人であっても、プロフィール画像になんでそんな画像を選んでしまったの?というような方が非常に多いです笑
エンジニアの見た目に関連するQ&A
ここまでエンジニアの見た目について解説してきましたが、この章ではエンジニアの見た目に関連するQ&Aをまとめていきます。
エンジニアやプログラマーは変人・変わった人が多い?
確かに、ビジネス職の方と比べるとエンジニアやプログラマーは変人・変わった人が多いと感じます。文系学部に所属していた頃と比べると現在の同期や先輩、後輩には癖の強い人が多いなという印象を受けます。
特定の趣味に突き抜けていたり、ある分野に特化して詳しかったり、オタク気質がある人が多いです。
しかし、その変人具合が技術的にいい方向に生かされている場面はかなりあると思っています。
エンジニアはいじわるな人が多い?
こちらも正直いじわるな人が多いと感じます笑
インターネットでもできない人や初学者をバカにする傾向があり、かなり上から目線に話す人も多い印象です。
しかし、そう見えているだけで本人に悪意はなくコミュニケーション能力があまり高くないというパターンがかなりあるので、しっかりと分かり合おうとすれば会話は進んでいくと思います。
※僕が所属する企業は良い人しかいないで有名な企業で、実際優しい人ばかりです。
Web系と業務系エンジニアで違いはある?
全員を見たわけではないですが、Web系はキラキラしていて業務系やSIerはTHEエンジニアというイメージがあります。
おそらく、Web系は私服でSIerや業務系はスーツというのが印象を決めてしまっているのかもしれません。
まとめ: エンジニアの見た目問題
エンジニアの見た目は基本的には悪い印象を持っている方が多く、実際ビジネス職の方と比べると見た目を気にしていない人が多いのは事実だと思います。
しかし、だからこそエンジニアで見た目にまで気を使えれば相対的に有利になります。
エンジニアの見た目を良くすることは、プロフェッショナルな自己表現の一部であり、自分自身のブランド価値を向上させる上で重要ですので、ぜひエンジニアの方はできることから始めていきましょう。
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