普段はWeb系のベンチャー企業で完全在宅の長期のインターンをしている飲茶(hpfull_01)です。
今回は文系学生でプログラミング完全未経験だった僕がWeb系の企業でエンジニアの完全在宅の長期インターン(アルバイト)を始めることができるまでにやったことを時系列で上げていきたいと思います。
理系の方なんかであれば研究室の先輩がプログラミングのバイトをしているところで、、とか知り合いのツテで、、とか情報系の方であれば完全未経験であっても授業でプログラミングに触れているからポテンシャルで採用されて、、などがあるかと思います。
ただ僕のような完全未経験でしかも文系となると中々難しいものがありました。。
そこで今回は同じようにプログラミングバイトやエンジニアの完全在宅の長期インターンに参加したい、また将来エンジニアになりたい、という方に向けて僕が何をしてきたのかお伝えできればと思います！！
大まかな流れ
大まかな流れはとてもシンプルです。
- プログラミング学習
- ポートフォリオ作成
- 実際にインターン・アルバイトへ応募
それでは個別に見ていきます。
プログラミング学習
まずはプログラミングに興味を持つことです！
僕の場合はエンジニアとは別の長期インターン・アルバイトの勉強会でプログラミングに出会いました。この時にProgateを何も考えず楽しい〜と思いながら色々な言語に手を出していました。
既にエンジニアになるんだ！という目標が決まっている方はHTML,CSS,JavaScript,PHP(Ruby)のように進めていきましょう。
ただなんとなくプログラミングに興味がある、程度の方(当時の僕もそうでした)は楽しみながら面白そうなやつを適当にやっていけば良いと思います！
その他、学習の順序や教材を列挙します。
インターネット・コンピューターサイエンス
言語の勉強に入る前にできればやっておきたい勉強が基本情報技術者試験に出てくるような内容です。
インターネット上でどのようにしてWebサイトが動くか、その仕組みについて概要を理解します。
Webを支える根幹の記述ですので理解しておくべき事項となります。ただ、プログラマブルに中の設計まで詳細に理解する必用はなく、そもそもそれはなんぞや？と言う点と、大きな流れとして何が動いていて、どの要素がどう働きあっているのかが分かれば良いかと思います。
このタイミングで学び切る必要はなく、言語を学びながら進めていけば良いでしょう。
おすすめの書籍は、キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者、「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのかです。
もし文系の方でコンピューターサイエンスをしっかりと学びたいという方はRecursion（リカージョン）
というオンラインのサービスを利用すると良いと思います。
無料プランでも50時間分の講義があるのでしっかりとコンピューターサイエンスを学ぶことができます。
HTML/CSS (大体3ヶ月くらい)
まずは上記のProgateのHTML/CSSのレッスンをFlexbox編まで行いました。(道場はやっていません。)
また、動画で学びたい場合や復習におすすめなのがドットインストールです。
さらに、ここで重要なのが模写コーディングです。何かのサイトを見てその見た目と全く同じになるようにコーディングするものです。
以下は僕が行った模写コーディングです。
JavaScript (大体1ヶ月くらい)
HTML/CSSをやったあとはJavaScriptをやりました。
ここでもProgateをやりつつJavaScriptはドットインストールもガッツリやりました。
また、書いていて思い出したのですが、書籍でも補足してやりました。
スラスラ読める JavaScript ふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ)
改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで
PHP,Ruby,Python (2ヶ月くらい)
こちらは好きなものというか興味が湧いたものをするといいかと思います。僕はなんとなく聞いたことがあったPythonを選びました。
こちらもProgateやドットインストールで学びつつ、書籍で補足していくという感じで勉強しました。
さらに、ここで「フレームワーク」というものを学びます。フレームワークってそもそも何？って思ったら定番のこちらのサイトを参照しましょう。
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 フレームワーク
また、僕はここで「Udemy」という動画教材でも勉強していました。
AWS
この工程は飛ばしても構わない場合があります。以下で作成するポートフォリオアプリの公開をAWSでやる場合はAWSの勉強をしておくべきですが、herokuなどに公開する場合はスルーで構いません。
ポートフォリオアプリ(制作物)を作成する (1〜2ヶ月くらい)
この工程が一番大変で一番勉強になります。
上記で学んできた技術を利用して自作のアプリを作りましょう。文系学生はこのポートフォリオアプリでポテンシャルをアピールしなければいけないため、非常に重要となります。
作るアプリは本当になんでも良いです。僕は「欲しいものリスト共有アプリ」を作成しました。今考えたら目も当てられないような出来です。。
ソースコードはGithubに登録して、上げておきましょう。
ポートフォリオどう作ればいいか分からん！という方は以下の記事も参考にしてみてください。
大学生向けのエンジニアインターン・アルバイトを探す
求人サイトに登録しましょう。
求人サイトはポートフォリオが完成する前から登録してしまいましょう。そして、在宅のインターン・アルバイトを募集する会社を見てモチベーションを高めたり「企業はこういう学生を欲しがっているんだな」というのを見ておきます。
僕が登録したサイトは Wantedly, ゼロワンインターン, JEEKインターン です。
ここでQiitaなどでポートフォリオで作成したアプリの紹介をしたりとアウトプットを示しておくことが重要です。
もしくは、この自分が作ったアプリなどを掲載しておくサイトを自作してみても良いかもしれません！
また、面接でよく聞かれることとしてはポートフォリオの技術選定の理由やなぜエンジニアになりたいのか、どういう勉強の仕方をしているのか、といったことです。こちらは別で記事を出そうかなと思っているのでTwitterでもフォローしておいてください！
ここまでインターン・アルバイトへ合格する方法論でした。以下では補足的な内容について伝えていきたいと思います。
独学でやるかスクールでやるか
こちらは、正直どちらでも良いと思います。僕自身は独学でやりましたが、勉強を管理して欲しい人にはおすすめかなと思います。スクールの授業自体というよりかはエンジニア仲間を増やしたり、スクールの先生と仲良くなって情報を沢山集めるというところにメリットがあると思っています。
また、どうしても分からないところや学生でお金をあまりかけられないという方はMENTAというサービスがおすすめです。
このサイトではポートフォリオを作るまで補助してくれるメンターの方もいて、このサービスを使えば最短で行けたのになあと思っています。
自分は一度このMENTAを利用して就活の相談に乗ってもらったことがあります。
どのようなスタイルを取ったとしても重要なことは、明確な目標を定めるということです。
私は一旦の目標を長期インターン・アルバイトに参加することを目標として、そこから逆算してやるべきことを考えていました。
大学生に圧倒的におすすめなプログラミングスクールがGeekSalon(ギークサロン)です。
僕が当時GeekSalon(ギークサロン)を知っていたら入っていたであろうなと感じるスクールです。
- 3ヶ月で未経験からオリジナルのアプリケーション(ポートフォリオ)が作れるようになるところまで専属のメンターが付いてサポートしてくれる。
- プログラミングスクールとしてはかなり安い。
- アプリ作成後に就活や長期インターンへ移行できるイベントもあり。
とりあえず無料の説明会に行って判断するというお手軽さもいいですね。
[TIPS]エンジニアインターン・アルバイトの面接で聞かれることや考え方
まず、大学生がエンジニアインターン・アルバイトの面接を受ける際に前提として意識しておきたいこととしては、面接は基本落ちるものということです。
僕は一番最初実務未経験でインターン・アルバイト参加をしようとした際、累計で45社ほどエントリーし、15社ほど面接をし受かったのは5社程度という感じでした。
正直心が折れますが、この「完全未経験→最初の実務系長期インターン」が一番ハードルが高いのです(特に文系はキツイ)。最初の長期インターン・アルバイトさえ経験してしまえば、その後の大手企業の短期インターンや就職活動は正直余裕です。
そのため、もしエントリーしても書類さえ通らなかったり、面接で落ちまくってもめげずに続けてください！
上記を前提として多くの企業の面接で確実に聞かれたことをまとめて解説していきます。
- なぜエンジニアになりたいのですか？
- 将来どのようなエンジニアになりたいですか？
- なぜウチの企業を受けてくれたのですか？
- 制作物についての質問
それぞれ1つずつ見ていきましょう！
なぜエンジニアになりたいのですか？
これはインターンの面接で確実に聞かれる質問です。特に文系の大学生は突っ込まれる部分だと思います。絶対に「3ヶ月で月収100万円稼げるとネットで見た」的な回答だけはしないようにしましょう笑
あくまで未経験を採用してくれる企業が見たいのは「ポテンシャル」です。
そのため、ものづくりが好きだとか純粋にプログラグが好きだとかWebサービスを作ってみたいなどの自分がエンジニアになりたい動機を素直に答えるのが良いと思います。
将来どのようなエンジニアになりたいですか？
ここでも重要なのは「ポテンシャル」をアピールすることです。
将来どのようなエンジニアになりたいかをイメージできる→インプットのセンスがある
というように捉えられるのです。
なぜウチの企業を受けてくれたのですか？
これもインターン・アルバイトの面接では定番の質問ですね。ここで重要なのは、今までの回答と文脈のズレがないかということです。
なぜエンジニアになりたいのか、そして現状どのようなスキルがあるのか、そして将来どのようなエンジニアになりたいのかを踏まえて、その将来に向けてなぜその企業でなければならないのかを説明する必要があります。
例えば、どれだけスキルがあり将来性を感じる学生でも、「将来ゲームエンジニアになりたい」と言っているのに、全く関係のないWebサービスを展開している企業を受けていたら「ゲームを制作している企業の方が合っているのでは？」と面接官は思ってしまいます。
制作物についての質問
この質問も重要な質問です。自分が作成したものについて、何も考えずとりあえず動くものができたからヨシ、としている場合は危険です。
- なぜその技術を利用したのか
- その技術によるメリット・デメリットを理解しているのか
- その制作物を作った背景や工夫した点はどこか
- 制作物の課題ポイントはあるか
このようなことをしっかり答えられるようにしておきましょう。
また、制作物については自分だけのポートフォリオサイトを作成し、そこに制作物一覧として載せる方法が有効です。以下の記事も参考にしてみてください。
最後に
僕は文系というだけでなく独学でエンジニア友達も皆無という状況だったため在宅の長期インターンに参加するまで非常に時間がかかってしまいました。しかし、それでもそこからWeb系の大手企業で短期のインターンをしたり、就活でも相当早いタイミングで大手企業から複数内定をいただけました。
とにかく大事なことはエンジニアになりたいんだという強い気持ちとその気持ちを支える「エンジニアになりたい動機」です。
ここさえあれば色々な技術に好奇心を持ってキャッチアップとアウトプットを続けることができます。
新卒において、文系実務経験なしで大手のWeb企業に就職するのはかなり難しいと思います。
動きだすなら早い方がいいです！その第一歩として長期インターンへの参加を目標に頑張ってみてください！！
最後まで見ていただきありがとうございました。
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